箱根外輪山半周と1.01の話
昨年の今頃は「月例100マイル to伊良湖」を行っていた。
最強寒波到来の夜中にスタートして約160km先の伊良湖岬まで走るという、無茶企画だったのだけれど、「月例100マイル」という壮大な企画の一発目という高揚感のようなものもあって、無事に完走し、その後の「月例100マイル」へと継続されていった。
今回は「箱根外輪山一周」。
距離はグッと縮んだけれど(それでも50km)、それほど無理をすることもないんじゃないかと。
結果的には半分ほどで終了してしまった。アハハ。
・ 金時山で芦ノ湖近辺のトレイルは通行止めとの情報を得る
・ 標高の高いところでは雪が積もってひどく寒かった(絶っ対カゼひく、と思ったが、今のところ大丈夫)
・ この寒さのまま、日が暮れてまで走るのはイヤだった
・ 早く温かいところに行って、まったりしたかったetc‥
目的があるとないとはこれほどの違いがあるのかと、我ながら驚くほどのゆるふわ感。
その後は、深夜までどんちゃん騒ぎで楽しかったのだけれど。
しかし今回アップしたかったのはそんなことではなく
1.01と0.99の法則とは、継続することの大事さを訴えるもので、仮に自分の状態を1で表した場合に、1.01という努力(1%の向上)を積み重ねると1年後には、1.01の365乗=37.7834
約37.8という結果になり、元の1よりだいぶ大きな値になる。
逆に さぼり続けて0.99(1%の低下)を積み重ねると、0.99の365乗=0.02551
という結果になり、元の1よりも小さな値になってしまう。
小さな積み重ねが大事、というお話。
1%の増減がどの程度のモノなのかはよく分からないけれど、自分に照らし合わせた場合思い当たることがあるわけで‥。
・ 実は最近30K走をしてみた(すごく久しぶり)
・ 結果はサブ3ペースから遠く及ばなかった
・ ここしばらくゼーハーするようなランニングを一切しなかった
・ いろいろ事情はあるのだけれど、「怠けた」という要素があることは否定しがたい
・ 仮に今フルマラソンを走ったら、サブ3に及ばない、といった事実を踏まえれば、ここ最近のランニングはいわゆる「0.99」だった気がする。
・ つまり、自分ではそれなりに走っていたつもりでも、さして効果はなかったということ
う~ん、まずい。
「日々の積み重ねが大事だよな~」ということは、もちろん分かっているつもり。
そうした積み重ねの結果、サブ3だって達成したし、日々の積み重ねは日々の小さな成功体験をもたらし、それなりに様々な喜びを得ることもできた。
しかし、”水は低きに流れ、人は易きに流れる”を体現し続けてウン十年のボクは知ってか知らずか(てか知っていた)ゆるーく?下降していった気がする。
1.01がどれほどのモノかは分からないけれど、何となく少し頑張るだけでいい気がする。
(その考え方がすでに“易きに流れる”という気がしないでもないが)
ちょっとだけ頑張らなければならない時は「0.1分だけ頑張ろう」って思うことにしよう。(それ以上は無理っす)
取り敢えず、「箱根外輪山1周(未遂)」の後にどんちゃん騒ぎ(2日連続)をして、またもや「NOT糖質制限」をしてしまったので、まずはそこから直そう。
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